作ったゲームをプレイしあうことで、初めて気づいた落とし穴 ~オリジナルゲームを作るべきか~
友人のゲームが完成しそうなので、テストプレイさせてもらいました。
そして、「ここ強すぎてすぐ死ぬ~」とか、「攻撃タイミングがわからない」とか、普通のプレイ感想を述べました。
ところが友人は、「え、なんでそこでそう動くの?」「マジで、その動作伝わらないの?!」「あ~、そう動いちゃうのか~~」と、相当意外そうでした。
プレイヤーである自分としては、誰もが言いそうな、素直な第一感想を述べたまでだったので、作り手サイドの反応が謎だったんですが、今度は立場を逆にして、自分の作りかけアプリをいじってもらったところ。。
ええええー!
なぜそんな操作をするんだ!、なぜそこでそうしないんだ!!
・・・そうです、立場が逆転した途端、自分も同じ反応をしてしまったのです。自分の脳内では、ユーザーは当然こう操作するだろう、これは見ればわかるだろう、というのが、まったく通用しなかったのです。ちなみにシンプルなカジュアルゲームでした。自分の親の世代が謎操作するというのならまだしも、自分とおなじ世代の、ゲームやアプリを少なからず体験しているプレイヤーが想定外の操作をしたので、自分の未熟さを痛感しましたw とくにオリジナルルールのゲームだったので、なおさらです。
思い出されたのが、ニコニコ動画と角川の会長の、川上量生が新しく出した本「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」の記者会見か何かで、「コンテンツはもうだいぶ前からネタが出尽くされていて、特にゲーム何かほとんど出尽くされてます」とか、SEGAの仕事やってたくらいの説得力で述べてたので、ゲームのルールはゼロから考えようとせず、既存ジャンルの進化前提で考えた方が、ユーザーに混乱を招かずよさそうですね。。